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高血圧

両国駅前内科・透析クリニックでは、高血圧を含む生活習慣病の検査および治療を行っています。高血圧を放置すると、動脈硬化や脳卒中などの重大な病を引き起こす原因となるため、日ごろの予防が大切です。こちらでは、高血圧の特徴や原因、関連する病、予防対策に関する情報をお伝えします。

高血圧とは

高血圧とは、正常血圧値の基準を超える血圧が慢性的に続く状態で、病名を「高血圧症」といいます。血圧は運動や気温の変化によって一時的に上昇することがありますが、単発的な変化をみて高血圧症とは診断されません。高血圧症になると運動状況や環境の変化に関係なく、血圧が高い状態が続きます。

そもそも血圧とは、血管の壁に加わる血流圧力のこと。私たちの血液は、収縮・拡張を繰り返す心臓から血管を通って全身へと供給されます。心臓が収縮したときの血圧を「収縮期血圧」、拡張したときの血圧を「拡張期血圧」と呼びます。健康診断では血圧の測定を2回行いますが、「上の血圧」と呼ばれるのが収縮期血圧で、「下の血圧」と呼ばれるのが拡張期血圧です。

高血圧の基準

日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン2014」では、正常血圧の定義を定めたうえ、どれくらい血圧が上がると高血圧に該当するかの基準値を示しています。

ガイドラインによれば、高血圧と認められるのは収縮期血圧が140以上、拡張期血圧が90以上の血圧値です。ただし、「収縮期血圧が130~139」または「拡張期血圧が85~89」の血圧値は、正常値であるものの血圧が高めで脳卒中や心筋梗塞など血圧に関する病気になりやすい「高血圧予備軍」の段階だと認められます。

高血圧の原因

高血圧症の原因は、タイプによって異なります。「本態性高血圧症」と「二次性高血圧症」のそれぞれの原因を以下でご説明します。

本態性高血圧症

本態性高血圧症は、はっきりとした原因は特定できないものの、遺伝・ストレス・肥満・運動不足・喫煙などが関与しているとされる症状です。脂質や糖分、塩分の多い食事だと血液の質はどうしても悪くなるため、食生活の影響は避けられません。高血圧症の90%以上は、この本態性高血圧症が占めるといわれます。

二次性高血圧症

血圧上昇を招く病変が体の中に認められる場合、二次性高血圧症と診断されます。具体的には、睡眠時無呼吸症候群(SAS)、腎動脈狭窄、原発性アルドステロン、クッシング症候群、褐色細胞腫などがあります。これらの病気を原因とする高血圧症は、急激な血圧上昇をともなうケースが少なくありません。原因となる病気を根治すれば、高血圧の症状も改善が期待できます。

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは

最近注目されている病気に、睡眠時無呼吸症候群があります。
睡眠を妨げる要因のひとつとであり、SAS (Sleep Apnea Syndrome)とも呼ばれる、睡眠中に無呼吸状態になる病気です。

呼吸が10秒以上止まっていることが無呼吸状態と判断され、この状態が7時間に30回以上、あるいは1時間あたり5回以上あると睡眠時無呼吸症候群(SAS)となります。

SASは、一般人口の2~4%が発症しているとされていますが、透析患者さんの場合20-40%という報告があります。
当院では血圧管理の重要性から、積極的な検査(入院が必要なPSGは提携医療機関に御紹介)を実施しCPAP(持続陽圧呼吸療法)の導入・維持療法を行っています。

高血圧が招く病気

高血圧を放置すると、動脈硬化や脳卒中、心筋梗塞など重大な病を併発するリスクが高まります。

動脈硬化

高血圧と動脈硬化はきわめて密接な関係にあります。動脈硬化とは、血管内が固くなって血流が極度に悪化した状態をいいます。いわば、血管の老化現象です。高血圧の方は、血管の内壁にかかる負荷が高く、ダメージの蓄積は計り知れません。また、動脈硬化が促進すると、高血圧の状態もますます進行。両者は「負のスパイラル」を築く関係にあるといえます。

脳卒中

脳梗塞や脳出血、くも膜下出血などの脳卒中は、高血圧が遠因で起こる場合があります。収縮期血圧が10mmHg上昇すると、脳卒中リスクが男性で約20%、女性で約15%高くなるといわれます。脳卒中を起こすと身体機能に重大な影響を及ぼすため、高血圧との関わりでもっとも注意したい病のひとつです。

心疾患

心筋梗塞や狭心症などの心疾患リスクも、高血圧によって高まります。これらの疾患リスクが高いのが男性で、収縮期血圧が高くなるほど上昇すると心筋梗塞や狭心症の危険度が増します。

生活上の注意点

高血圧は、食生活の改善や運動、禁煙など生活習慣の改善によって予防が可能です。以下、日常生活における高血圧予防対策を記します。

食生活

高血圧予防の観点から、塩分の取りすぎは注意しましょう。塩分過多の食生活によって、体内に水分が蓄積し、血流量が増加します。これによって血圧上昇を招き、血管に大きな負荷がかかるのです。塩分は、健康な方で男性8g女性7gが理想とされます。高血圧の疑いがある方は、1日6g未満にとどめるようにしましょう。

飲酒

アルコールの過剰摂取もまた、高血圧を招く一因です。心臓病や脳卒中などの恐い病気の原因にもなるため、適量を意識した飲酒を心がけてください。男性では、1日20~30mlまで、女性であればその半分が適量とされます。

タバコ

タバコに含まれるニコチンには、血管収縮作用があり、血圧の上昇を招きます。喫煙習慣がある方はそうでない方に比べ、血流が悪くなりやすいと考えてよいでしょう。可能であれば禁煙も検討して血管保護に努めてください。

運動

ウォーキングやジョギング、ストレッチ体操、自転車などの軽い運動は、血液の流れをよくすると同時に肥満防止にもつながります。ただし、運動の量と方法によってはかえって体に負荷をかけてしまうことになるため、くれぐれも急激な運動などは控えるようにしてください。

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